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<h1>立体裁断</h1>
<p>立体裁断とは、立体物に布を当てて型を取っていく手法です。着ぐるみ制作では主にラップとガムテープを使用する手法が用いられます。</p>
<h2>立体裁断の材料</h2>
<ul>
  <li>サランラップ 22cm 50m</li>
  <li>ガムテープ（ダクトテープでも可）</li>
  <li>マッキー（複数色あるとよい）</li>
  <li>綿を盛る必要がある場合は綿</li>
</ul>
<h2>立体裁断の基本</h2>
<ol>
  <li>型を取りたいものにサランラップ22cm幅または梱包用ラップを隙間なく巻きつける。</li>
  <li>必要に応じて綿を盛り付け、上からさらにラップを巻く。</li>
  <li>ラップの上にガムテープを隙間なく貼り付ける。</li>
  <li>マッキーで模様、裁断線、合い印、パーツ名を書き込む。</li>
  <li>ガムテープを切り開く。</li>
</ol>
<h3>注意点</h3>
<ul>
  <li>サランラップは強く引っ張りすぎないようにします。テンションが強すぎるとバラした後に型紙が縮んでしまいます。</li>
  <li>型紙を作成する場合は、肘や膝などの可動部がある場合、動く場合のゆとりを考慮して綿を盛りましょう。</li>
  <li>模様を書かずに切り開くと立体にしたときの形が分からなくなってしまいます。事前に模様、裁断線、合い印、パーツ名は書き込みましょう。</li>
  <li>ダクトテープダミーなど、それ自体を元に戻して立体原型に使う場合は3重以上にガムテープを巻いて強度を上げます。</li>
  <li>筆者は基本的に全てガムテープを用いています。人によってはヘッドなど、細部まで型取りをする必要がある場合は、ガムテープの代わりにマスキングテープや透明梱包用テープなどを用いることもあります。</li>
  <li>裁断完了後は、何重にもラップが重なっている箇所などの不要なラップは廃棄してください。</li>
  <li>サランラップ以外のラップは立体裁断に不向きですので使用しないことをおすすめします。サランラップは比較的厚みが薄く、伸縮性に富み、ラップ同士の粘着力が強いため推奨しています。</li>
</ul>
<p><a href="/tags/%E7%AB%8B%E4%BD%93%E8%A3%81%E6%96%AD">#立体裁断</a> <a href="/tags/%E5%9E%8B%E7%B4%99">#型紙</a></p>


関連項目